興教大師八百五十年御遠忌記念事業誌/各事業やその過程の報告を中心に考え真言宗豊山派の輝かしい足跡を記す後世の貴重な資料/非売品

商品説明
興教大師八百五十年御遠忌記念事業誌/各事業やその過程の報告を中心に考え真言宗豊山派の輝かしい足跡を記す後世の貴重な資料/非売品

平成7年 510ページ 非売品 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

序文
真言宗豊山派管長吉田 俊譽
興教大師八百五十年御遠忌の報恩行を成満し、ご同慶の至り、感謝の念に耐えません。 本宗派においては、昭和四十八年に弘法大師降誕千二百年慶讃記念事業奉修、昭和五十九年に弘法大 師千百五十年御遠忌記念事業奉修、そして昭和六十一年からは宗務総合庁舎建設というように、約二十 年間に亘り間断なく宗派挙げての大事業を遂行してまいりました。これらの大事業は宗派発展に素晴ら しい成果を挙げて大円成しましたが、その原動力は言うまでもなく全寺院、僧侶、檀信徒各位の献身的 なご協力であります。度重なる大事業の都度、各位には絶大なるご支援を賜り、既に全精力をお尽くし 戴いたと拝察しておりました。

この時において、如何に御遠忌をお迎えすることが出来るか。小柄、昭和五十九年に勝又俊教管長猊 下から宗務総長に任ぜられましたが、弘法大師御遠忌の後半奉修、続いて宗務総合庁舎建設を進める中、 この課題についても常に考えてまいりました。

興教大師の求道と清貧に徹したご生涯は、正に我々僧侶が範とすべきところ。せめて我々は内省につ とめ懺悔しなくては興教 申し訳ない。たとえ経済的に多 くを尽くせなくとも 何とかして報恩謝徳の誠心誠意を捧げたい。出来得れば、宗務支所単位に僧侶と檀信徒が共に総本山に登嶺して御遠忌法要 を奉修できないか。その一念から「総本山への総登嶺」を発願することになったのであります。

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